オハナマガジン

愛猫と季節の変わり目について



8月下旬は、真夏に戻ったかのような猛烈な暑さでしたね。9月以降は暑さが少しトーンダウンしそうです。

9月は季節の変わり目ということもあり、体調を崩してしまう愛猫が多いです。
夏から秋、冬への季節の変わり目には、気温の寒暖差が大きいことにより、血尿や頻尿・膀胱炎など下部尿路疾患が急に増えると言われています。

特有な病気で特発性膀胱炎は最も身近な、猫のおしっこの病気です。
10歳以下の比較的若い猫が多く、逆に10歳以上の猫にはあまり見られません。
原因は不明ですが、(寒いからいやだなぁ、動きたくないなぁ、トイレまで行くのが面倒くさいぁ、飲み水が冷たいなぁ)などの小さいストレスが原因の一つとして考えられています。

猫はもともと痛みや具合悪さを隠す動物なので、異常な声を上げている時はかなり痛いと思ったほうがいいでしょう。
排尿に異常が見られたら、すぐに動物病院に連れて行ってあげてください。

犬も涼しくなるとあまり水を飲んでくれないという場合があります。いつもの食事を缶詰タイプに変えてあげて、鶏肉や豚肉、野菜の茹で汁をドックフードにかけると、香りが立つので食いつきも良くなり、水分も一緒に摂取することができます。食欲がない場合には1回の量を少なくして回数を多めにして、茹でた鶏ささみをトッピングするのもオススメしています。

季節の変わり目には、いつからいつまでという明確な基準はありませんが、猫の健康管理に気を使ってあげることで、病気を防げる可能性が高まり、治療より毎日の予防をぜひ心がけてください😊

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