オハナマガジン

愛猫の熱中症対策について知っておこう!2



題名にある愛猫、この漢字「あいびょう」と読みます。
あまり身近では耳にしたことがないですよね。
意味は、かわいがって大事にしている猫、猫をかわいがること。
文字通り、大切にかわいがっている猫という意味ですね😊

今回のオハナマガジンは、愛猫の暑さ対策の事前チェックポイントと自宅でできる暑さ対策についてお話します。

猫は、比較的脱水に強く、少ない水分でも体が機能するようにできていると言われています。愛猫(あいびょう)の飲水量が少なくなりがちで、飼い主さんとしても夏なのでたくさん水を飲んでもらえるように配慮していると思います。猫の体の60%~80%を占める水を飲むことは、猫の健康のためにはとても大切です。

猫の汗腺は肉球と鼻にしかないため、犬のように舌を出して熱を逃がすことができません。
猫が快適に過ごせる気温は25度~28度・湿度は40%~60%、長毛種や短毛種など猫によっても快適な温度は変わってきますが、人間の適温よりもやや高めです。
暑すぎず寒すぎない環境を整えることがとても大切ですね。

<猫が熱中症になった場合の症状>
・口で呼吸をするようになる猫が開口呼吸をしている場合は高体温を示すサインです。
・よだれが大量に出る
・歯肉が赤くなったり目が充血する
・足のふらつきや嘔吐、下痢

あまり水を飲んでいないようであれば、器の水の量を測ってみて、どれくらい飲んでいるのかチェックしてみるのがおすすめです。
体重1㎏に対して30~50ml程度が平均的な猫が1日に飲む水の量です。暑い夏場や下痢を起こしているときは水分が不足がちになるので、入念にチェックしましょう。

ただ、いつもより愛猫が水を飲み過ぎるようになった場合は、腎臓病の恐れがあり要注意です。
猫の腎不全(腎臓病)は高齢猫の死因で最も多いもので、飼い主さんが知っておかなければならない病気の一つでもあります。

愛猫の普段の行動や様子がおかしいとなったら、様子を見る前にすぐに動物病院に連れて行ってあげてください。

まだまだ、暑い日つづきですが
愛猫、愛犬が快適に過ごせる環境を作ってあげましょう😊

関連記事はこちらから